《魔導化士 マット》
効果モンスター
星3/地属性/魔法使い族/攻1600/守 9001ターンに1度、デッキから「魔導書」と名のついた
魔法カード1枚を墓地へ送る事ができる。
この効果を発動したターンのエンドフェイズ時、
自分の墓地の「魔導書」と名のついた魔法カードが5種類以上の場合、
このカードをリリースする事で、
デッキから魔法使い族・闇属性・レベル5以上のモンスター1体を特殊召喚する。
ノーコストで墓地に魔導書を送ることが出来る存在。
魔導書の墓地リソースは《ゲーテの魔導書》の強さに変換できるため、魔導を使う上ではかなり重要。
そのため、このカードの評価も個人的にはそれほど悪くはない。
しかし専用魔導書落としである《魔導化士 マット》を使う時点で
リソースを食っている点からポイントを落とす。
要するにこいつの効果専用で割く枠はない。
《魔導冥士 ラモール》
効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1600このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
自分の墓地の「魔導書」と名のついた魔法カードの種類によって以下の効果を適用する。
「魔導冥士 ラモール」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
●3種類以上:このカードの攻撃力は600ポイントアップする。
●4種類以上:デッキから「魔導書」と名のついた魔法カード1枚を手札に加える。
●5種類以上:デッキから魔法使い族・闇属性・レベル5以上のモンスター1体を特殊召喚する。
相変わらずの手札にきたら困るシリーズ。
実用するには最低4枚以上は魔導書を落としておきたいところ。
特に5種類以上の効果で連続して大型を立てれば大きくライフを削ることが可能。
さらに裁定によっては効果が重複する可能性があるので、そうなれば得られるアドは増える。
で、ここで長所を挙げるのは終了して短所の指摘に入る。
(1)テンペルとの相性が最悪《魔導召喚士 テンペル》からのSSが有力視されるけれど、
その場合は《魔導冥士 ラモール》の5種類以上の効果(闇レベル5魔法使いSS)が出来ない。
デッキからのSSは諦めたほうがよく、むしろ手札に引いた《魔導冥士 ラモール》を
《ディメンション・マジック》などで展開することを前提に組んだほうが良いように思う。
(2)このカードを特殊召喚しても威圧感がないやれることは打点600UP+魔導書をサーチ+レベル5以上SS。
相手のモンスターを破壊することを目的にするのであれば
《魔導法士 ジュノン》で事足りるわけで必要なし。
さらに効果は特殊召喚時のみなので相手は急いで動こうとしない。
(《魔導法士 ジュノン》は毎ターンの破壊がある分、早めに破壊してくるので
そこを《ゲーテの魔導書》等で返り討ちにすることができる。)
(3)別に魔導書を落としてまで使う効果じゃない5枚も落ちてるなら《ゲーテの魔導書》2連打は最低打ち込めるだろうし、そちらを狙ったほうが有用。
全く以て魅力を感じない素晴らしきカード。
上級魔導モンスターはジュノン以外産廃を作るように命じられてるのだろうか。
《セフェルの魔導書》
通常魔法自分フィールド上に魔法使い族モンスターが存在する場合、
このカード以外の手札の「魔導書」と名のついたカード1枚を相手に見せ、
「セフェルの魔導書」以外の自分の墓地の
「魔導書」と名のついた通常魔法カード1枚を選択して発動できる。
このカードの効果は、選択した通常魔法カードの効果と同じになる。
「セフェルの魔導書」は1ターンに1枚しか発動できない。
《アルマの魔導書》に近いカード。
運用の方法は主に《グリモの魔導書》からサーチしてのグリモコピーで再使用。
通常より魔導書が1枚多く落ちるので《ゲーテの魔導書》が早めに構えられるのが魅力。
特に一つの課題であった
「初動から《ゲーテの魔導書》の3枚コスト効果を構える」ことを簡単にしてくれる存在になっている。
それ以外には《ヒュグロの魔導書》をコピーすることで打点を2000UPさせられることが特筆に値する。
単純にKILL出来る機会が増えただけでなく、
高い確率で《魔導書士 バテル》が2500打点として常に殴りにいける要素になったのが素晴らしい。
(恐らく《セフェルの魔導書》でコピーした《ヒュグロの魔導書》も効果が重複する)
《ワンダー・ワンド》を装備した状態なら攻撃力は3000。これもうわかんねぇな
とはいえこのカードも欠点があり、単体では仕事をしない。
序盤の手札事故に繋がる可能性もあるため、《アルマの魔導書》などと合わせて多く入れると危険。
自分は2枚入ってる《アルマの魔導書》を1枚減らすことで対処。
《アルマの魔導書》も《ゲーテの魔導書》を打つために墓地の魔導書を増やす目的で使用することが多かった。
今後はこの役割を《セフェルの魔導書》で行えるようになったため減らしても問題無いと考える。
個人的に《セフェルの魔導書》の枚数は2枚欲しいけれど、最初は1枚で様子を見てみたいと思う。
とても強いカード。